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7/8:世界のペダルから【北台湾OFFROAD団】

2010/07/08(Thu)00:32



久々に弊Blogへのアクセスログを確認するとリンク元筆頭はYoutube経由、次にブックマーク経由になっていた。外語別では英語に次ぎ中国語が増え、よくよく調べると中国語ホストは全てTW=台湾だった。
それに追いタイミング良くYoutube友達の台北・阿海氏より動画評価を頂く。それも日本語で「日本の山で乗りたい」など添え伝えてくれた。プロフィールにおいて同年代+同B型+同じJamis Bikeなので近親感を得るのだった。



スポーツバイク世界最大生産を誇る台湾については、10年前の旅行の想い出がある。その時は台風害激しく街は荒れ放題で、市街を見渡してもMTBはルック車ばかりだった。そんな国でブランド車OEMが盛業なのかは分からなかった。
観光ではこの日本旅行者に対して親切な市民方に安堵した。食堂では初めてのカエル料理の食べ方を隣席の人に教わり、また街路で故宮の所在尋ねれば「ニッポンジン?」と微笑み案内してくれた。書店にも驚くほど日本雑誌が有った。



阿海氏Blog URLもtokaidou-shinkansen(東海道新幹線)?!と命名するほどの日本贔屓に感心するもの。またその仲間【北台湾OFFROAD団】活動を見て、想像以上の高級機揃えにも目を見張るばかり。彼らの活動自体もハイレベル。また九州ほどの国土に高山があるのかと思いきや、日本では知られない台湾最高峰・玉山は3952mと富士山を凌ぐのだ。その旧日本語名は真珠湾攻撃暗号文「ニイタカヤマ...ノボレ」の新高山である。




▲(+)=Hi Speed Play

本来趣味で高価なスポーツバイクを嗜むことは、G20クラスの経済発展国でしか実現できないこと。途上国では自転車は基本的に生活道具なのだ。またいくら都市でも香港・ソウル等は煩雑交通事情で坂も多く一般人は自転車さえ乗れない。台湾同志達は社会発展ともに一大生産地の強みで高級機を得られるのだろう。

また産業取引においてシマノの世界最大顧客はジャイアント社。しかしこの社はSRAMコンポ事業も営むのにシマノ部品納入をやめない。その相互品質を認め合うフェア精神は関心すべき事。他国産業では考えられない互恵関係である。かつて神戸の華僑友人=宋閥(宋時代移民してきた華僑)子孫から聞いた、台湾人の持つ清廉潔白な素養は、中国本土人が学ぶべき姿勢だと言っていた。他半導体なども同様で産業発展が国民資質を物語っている。

そして日本向け完成車は地の利あり一番早く輸出納品してくれる恩恵を受けている。今や台湾車体と日本部品が無ければ世界のサイクリストは困るのだ。だから中華民国・台湾が運命共同体で兄弟国の様に思えるのである。阿海氏への返信には「貴国産業発展のおかげで、私たちはMTB活動が継続できます。そのことに感謝します」と書き告げた。西方島国アジアの勇者「台灣單車人加油」。

【北台灣OFFROAD團・阿海氏Blog:阿海的不入格】http://tw.myblog.yahoo.com/tokaidou-shinkansen/





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Comment

良き交流です。

2010/07/08(Thu)22:53

やはりyoutubeは友達に
なれやすいのですかね。
台湾はボクも行きたいですよ。
産業知識もありがたく理解しました。

No.1|by ジタンダ|URLMailEdit

喜びの一歩

2010/07/11(Sun)19:46

外国の人でも好感持って頂ければ言葉交わし易いですね。
とくに民間交流の場合はこちらから
声がけするようでなくてはスムーズに行かないでしょう。
情報交換だけでも活動の励みにもなると思います。

No.2|by mtrmasa|URLMailEdit

Comment Thanks★

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