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mtrblog6/30:【霧中夢中の新車テスト山道巡り】の巻

2024/06/30(Sun)21:10
















6/30梅雨の曇りの谷間を定め埼玉西部山系に出向く。登り詰めれば霧に包まれ涼しい尾根上。あぁ本日は当方主力マシン更新のテストランなのである。Canyon Lax Trailは近年現れた新カテゴリーの[ダウンカントリー]モデル。いうなれば[XCクラスの軽量なトレイルバイク]のような立ち位置。初29インチなのでスタンディングではBB重心が高く、湿った積り葉の巻道キャンバーで滑りながら山腹を彷徨うようのである。















軽量なばかりにガレの突き上げが激しく跳ね上がりながら下るのだ。伴走貴兄達は乗りこなした名機で動揺もないが、同山系では距離があり路面スタイルのバリエーションが豊かで新車機能テストとしては激し目で願ったり叶ったりである。午後は同山系支尾根を下り三昧トレイルへ。林道では小雨が降ってきたが深い森林の古径は我々を包んでくれるのである。新車過酷テスト無事終了なり。

















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6/20:【旧ホームトレイルの記憶トレース】の巻

2024/06/20(Thu)22:52












昨6/9かなり久しぶりの奥武蔵中部の旧ホームトレイルへ出向く。当日は幸い明るい曇りで蒸し暑さもしのげた。かつて道程にて分岐が多く、何度も間違い里に降りたったあの頃からもう15年位前になる。先を行くうちに分岐の立木に巻きつけた黄色ガムテープが未だに残ること嬉しく思うのである。しかしお仲間はこの複雑経路を忘れてしまっている。











結局ずっと当方がガイド役定着なのである。彼らは久しくのトレイルは初めてのようで新鮮であるという。特色あるポイントで記憶が蘇ったりして、はてや記憶喪失の二人に呆れて走破するのである。しかし時を経ると道筋も変動していくものだ。掘れ過ぎ道・大崩落・エスケープライン造成など。山々にも時代の刻みがあるものだと感心するばかりである。













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5/19:【新鋭ハードテールMTB到来】の巻

2024/05/19(Sun)21:49



従来の通勤マシンGT号の代替え機種更新を目論んだが、やや山下りもできるモデルを見つくろう。Trek Rosccoe やSpesharaizd Fuseなんか良いか在庫店舗に出向くが、コスパに申し分なかったが主力機が黒で同じで攻めすぎスタイルもやや的外れな雰囲気。



そして池袋方面の他店に期待せずに寄ったところ、展示品でシルバーでクールな印象のTeam Marin1というマイナー機種が目に止まる。XCとトレイルバイクの中間的プロポーションをスマートに感じツボにはまるのだった。



スタッフさんに仕様説明を投げかけ在庫ラストと聞く。またカスタム箇所を検討しつつ購入決断。即1時間半かけて自宅へと乗って帰るのだった。



フレームラッピングやカスタマイズ思案を経て、分解作業・採寸・クリーニング・フィルム裁断・張り込みを敢行。フルサス機種に比べると作業は7割程度で済むのである。









ハード的カスタム化の素材はストック以外は取り寄せ1週間待つが、納品後コンスタントに組みげていく。HTマシンは軽量にて取り廻しも容易。明るい色のフレームは各部セッティングもスムーズである。



トレイルにて試走をしてみるに久々のHT導入にて乗り味を忘れていたが、ペダリングでの漕ぐ力が逃げず、しっかり推進力となる点は貴重なダイレクト感を得られるもの。





まあフルサスよりもテクが求められる点では、それが逆に操作感を楽しめるのでしょう。地形に対処し忙しくなることなどハードテールは奥深いエンスーなファンライドを得られるものと再評価なりです。初心忘れるべからず「ハードテールに戻ってきたぞ」と体験的な覚醒でありました。








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4/21:【奥多摩・ブランク明け至宝尾根再来】の巻

2024/04/21(Sun)00:00
















4/20好天に恵まれ1月ぶりに標高ある山径を辿る。低山ではもはや広葉樹は青葉を蓄えていたが、夏日となる予報が1,100m超えでは枝ぶりの葉はまだ無かった。谷底からの涼風で涼しく。おかげで劇登り道程もへばらず登頂できた。昨年再発見できた導入からはしばらく落葉積みがまだ残り驚きラッセルで進みながら埋もれる。皆が慌てて愉快にもなるがやがて快走の林間に進入。















一筋の道でなくどこを駆けても浮遊感覚で進めることが爽快である。グリーンシーズンより落葉期の方が対向尾根山並みが大展開で望める。悠々と駆けたりテクニカルであったり、皆はこの表情豊かなマイナー尾根が大好きである。当山系で第一級のルートだと毎回感心する。1月ぶりハードなお山はなかなか堪えたが、心身デトックスには最良の日・最善のトレイルであるとクタクタになりながらほくそ笑むのである。

















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3/20:【北武蔵・桃源郷に舞い降りた】の巻

2024/03/20(Wed)21:09
















3/20晴れのち雨の不安定な気候のなか、昨シーズン探索できた北武蔵外れの旧牧場の峰へ。押し上げ苦行にて辿るは吹きさらしの頂。ヒート後の寒空は厳しくとっとと降下へ。昨今の強風続きで細身の倒木が多く荒れていたが、障害走のように右往左往で進みゆく。元々登山道でなく巡視道らしく道標も何もない。以前とはラインの違う僅かな踏み跡を追い求めた。午後には並行した尾根を伝い行くが、こちらは枝打ち落葉等の堆積物がたまりタイヤが沈みがち。















勢いつけて駆けねば失速してしまいそう。元々高速なトレイルだがやや慎重に進んだ。難解ルートを無事にクリアできた。そしてゴール地よりしばし移動した谷合に近年に花木環境を整えた里があるという。街路より近いのに潜むようなその谷には桃・桜他花木が咲き乱れていた。呆れるほどに咲きほころぶその様に昔話の極楽浄土のごとくである。こんな情景は生涯初だと感動した。何かご利益頂いたようなそんな一日の締めくくりだった。

















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3/2:【武州・巨木原生林の峰を征く】の巻

2024/03/02(Sat)21:30


















3/2久しぶり賛同の有志とともに馴染みのある略称・三カ月尾根に出向く。朝一は麓に寒風が吹き荒れるが、山頂付近尾根に乗越た頃には林間の防風に助けられる。勢いよく進み本尾根のクライマックスへ落ちるが、冬期だと落葉にて南向きの斜面が明るい。超シングルトラックでは幹に幅広ハンドルアタックされ、幅狭道は向かい撮りもかなわず。気を付けろよと促したはずの自分だけコケてゴールイン。



















午後には昼食を済ませ未知の対向尾根に向かう。以前ハイカー評価を聞きつけ巨大シイの木原生林を目指す。山寺より緩く直線上に尾根を押し行くが、風も止み青空が眩しく天が開ける。連山最終ピークに辿り着けば、眼下に巨人のごとくシイの巨木群がそそり立つ。シイの木は温暖帯によく分布するが、この稜線は内陸部における北限なのだそう。何か神々しく生命の神秘を見た。終盤は道間違いをしたがそれが痛快なご褒美ルートであった。



















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2/18:【奥武蔵ロッキーマウンテン周遊】の巻

2024/02/18(Sun)20:15


















本来今月末に山行き予定をしていたが。連日悪天候と知り急遽お仲間を2/18に招集。奥武蔵前衛にあたる岩盤の多い岩山へ出向く。かねてから登坂林道ぎわには多くの岩盤もしくは切り通しが多くまたトレイル上にも石礫がよく転がっている。プラス根張りもきわどくシングルトラック屈曲コーナー先方が見えずいきなり岩根トラップに阻まれたり。前後サス大暴れで山のロデオ大会なりけり。



















一本降下した後には山容中腹にある大岩盤(県下有数のクライミング岩場)に立ち寄る。それは思いのほか巨大で垂壁カンテ・斜壁スラブ・沢登り場もある。かつて人に誘われたが底辺で見ているだけで充分である。我らの本職は山走りそれに午後にも専念する。そのルートは茂みに囲われ岩根シングルトラック続きで体全体マッサージ効果絶大である。13:30に降下完了ながら体ほぐれすぎなフィニッシュであった。



















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