6/18:【動的・静的融合の美】ピティリンスキー展
2009/06/18(Thu)17:17
先月末に世話になる広告代理店方からアウトドア企業プロモツール協作を要請されます。主にはプレゼン用写真家選定ですが、当方案は知人から伝わる米・南カリフォルニア在住Keith Pytlinski氏作を推して行きます。しかし後日、依頼先からは「主扱いはキャンプ製品なので重すぎる。軽快・明瞭で健康的なイメージが良い」と与件外却下にされる始末。
氏のTitec等ポートフォリオを見てもやはり製品と併せて使われておらず、メイン画が象徴的すぎると製品が埋もれるものか...。しかし彼はアクション系専門ではなく、抒情的景観・建物も多く撮ります。それらは私自身も山に行く度、奥地・里の寂れた風情や単なる錆なども撮るのでえらく感化されたものです。
◆弊Blog ⇒第一回「錆」展 ⇒第二回「錆」展
本人の名の示すように北方スラブ系(ロシア・北欧)の人は陽光を尊ぶのでしょうか。数々の光と影のコンピレーション(協調)は詩的な印象を醸し出し、商業写真の範疇を越えたアートに映ります。そんな[動的・静的を融合させたシンボライゼーション(象徴化)]を印象に深く残す学習でありました。
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No.217|▲○Diary|Comment(4)|Trackback()
ご無沙汰です。
2009/06/19(Fri)00:28
このエネルギーを封じ込めたような作風を凄いと思います。
mtrmasa氏作動画もこの写真家と通じるものを感じますよ。
No.1|by ガテン山|
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