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3/16:第二回「錆」展・禁断の廃墟潜入

2008/03/16(Sun)00:00

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近隣河原をポタリングするたび、前から気にかかる廃工場があった。いつか覗こうと思っても高塀に囲まれ潜入困難だった。しかし今日はたまたま塀手前に廃材が積まれ、よじ登り内側を見ると都合良いことにハシゴが立て掛けてあった。当然ニンマリして吸い込まれるように進入。恐怖と好奇心の合わさる期待を感じる。さあ無謀な冒険をはじめよう。
ここの放置歴はツタや錆具合からして20年位は経っているのではないか。支柱の錆などは重層を帯び剥がすことができるほど。その老朽は崩壊を待つのみといった感じ。
1/10:第一回錆展 の次作としてリリースします。

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最初は頭上タンクから雨水が落ちるなどドキドキしたものだが、慣れてくると不思議と落ち着く。廃墟の魅力とは頽廃的・刹那的・悲哀など多岐の要素が含まれると思う。この場所もかつてそこにいた人々の希望の証であったのだ。そう思うと感慨深いものがある。そんな廃墟には夕暮れが似合うものだと思えた。

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No.109|▲○DiaryComment(4)Trackback()

Comment

無題

2008/03/16(Sun)05:48

私も廃墟に興味大です。ただそそる場所が少ないだけで、発見できれば、メカをいじる人は大抵惹かれるのではと思います。いずれは無くなってしまうその存在感になんかため息つくかんじです。

No.1|by ガテン山|URLMailEdit

秘密基地占領的気分

2008/03/16(Sun)12:13

ガテン山さんへ:
今回気付いたことは厚く重なる錆の層にふれ、その断片は柔らかくはげ落ち、まるで山で見る廃木のように有機質に感じました。全体に悲哀もありますが、本格的な秘密基地のようで、ここに何か隠しておきたいような衝動にかられます。その点男はいつまでも少年心が抜けないのですね。

No.2|by mtrmasa|URLMailEdit

無題

2008/03/17(Mon)17:30

廃墟や錆がこんなにが こんな風に見えるとは…
素敵な写真ですね。

No.3|by ニコ|URLMailEdit

錆の銀河

2008/03/17(Mon)23:50

ニコさんへ:
普段意識をしないものを凝視すると、新たな発見があるものです。上から7番目のカットなどは宇宙の銀河のように感じます。錆は茶色だというのは固定観念でした。それも年季が入る分だけその色の深みを帯びます。これは人為的に作れる物でなく、まるで水が刻む鍾乳石のようなものですね。廃れた山里にもきっとこのような見るべき物はあることでしょう。

No.4|by mtrmasa|URLMailEdit

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