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9/1晩夏・えんこ巡り-1

2007/09/02(Sun)02:39


すき焼き店
職場で浅草観光業務を手伝っていたら、久しぶりに「えんこ」に行ってみたくなった。少年期に任侠映画でえんこという地名を聞いたのだが、意味が分からず、月島の友人家族に教わった。
江戸時代に町衆・芸人が六区界隈のことを指したのがこの名称。単に公園を逆読みした倒語なのだが、今では古い下町方々しか使わない言葉だ。

和装小物店

饅頭行商

かき氷店
伝法院通りあたりから、かつての文豪・文化人が足しげく通った名店。そして親が贔屓だった店など見て参り、その盛業を懐かしくスナップに撮った。私生活では郊外に越してしまい、この街の表向きだけ通っても、懐深く入っていなかった。しかしかなり整備されたように感じる。
かつては労働者方しか行かない、露天一杯飲み屋には観光客が溢れ、六区裏手はまるで東南アジアの露天文化が現れたようで、晴れ晴れした気分になった。

伝法院通り

紀文寿司

六区演芸場
地味な通りでも街は生き物だ。行き交う人が健全ならば、迎える街もそれに応える。きっと商店主方々が地道に健全化努力をしてきたんだな、と思った。
今晩はどのご馳走を所望するべきか、気を弾ませ寺境内を横切って行く。たまには知らない店で食べようかと思いつつも、結局馴染みの天麩羅屋・大黒屋に行き着く。「食」の刷り込みというものは根が深いものだなと可笑しくなった。

料理屋・小柳

豆屋・梅林堂

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