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4/16:【武州・露払いの尾根渡り】の巻

2023/04/16(Sun)22:19


















前日雨にかかわらず4/16当日は晴れ間に恵まれる。或る山宮よりまず降り始めるが憂慮した路面状態は南向支尾根なので乾き勇んで進む。しかしシングルトラック突入にしたがい朝露か雨後影響で低草木が濡れズボン周りが濡れまくる。まさしく露払いという役だった。本来その役目は高貴な者を先導することらしいが、何事かを最初に行う行為のことも指す。誰も道を覚えてなく当方先導は蜘蛛の巣も食い開き直る。もう山の神の洗礼と思い諦めるのだった。















しかし乗車率は良いため予定より早く里に着く。天候も安定しているので2本目は北向き尾根に移動する。そこにある山寺お堂には多くのハイカー方が集い隣席にて昼食補給となる。午後の部は1.5トラックで道脇に草生えは無いので濡れずに行ける。道も乾き楽に走れるので放心状態で喜びゆく。他者には構わず移りゆく情景に身を任せ進むことトランス状態であったようだ。完走できたとたん雲行きも怪しく雹が降ってきた。「遊びもその辺にしておきな」と天に戒められたようだった。



















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4/10:【10年ぶり雄大尾根探索と桃源郷探訪】の巻

2023/04/10(Mon)21:58


















4/9抜けるような青空を仰ぎ久々のもうすぐ山梨至近のビッグマウンテンを目指す。五合目までは新たなるモノレールを利用。4年前は5人乗り形式だったが新機種は9人乗りになっていた。ようやく上り詰めるピーク部からは石尾根のような広大防火帯を駆け下りていく。霜がはりつめ滑って驚いたり慌てたり愉快な滑降であった。目指す方向へ折れる峠からは順調にかけた、はずが間も無く大胆なオフキャンバー地帯に張り付きながら進む。昔最初に訪れた時はこんなに崩れてはなくコーナー先はただの壁のごとく道が見えなかった。やがて開けた鞍部に出てくると途端に雄大な景色が広がる。10年前は初夏に訪れ緑深く鬱蒼としていたが葉のなき広葉樹林では大眺望までよく見渡せた。



















いく先のダイナミックさ走りがいのある理想的なトレイルが続いた。各人はこれまで頑張った褒美のように喜び駆け回る。こんな雄大で抜けたトレイルは理想的である。異質な情景につき再訪したもののまるで違う道程に思えた。成り立ちの変化に富みトレースすべきラインを掴みやすい道なりだ。なぜこれまで来ないかと同志に問われるほどの愉快なトレイルだったのだ。さて初探索の行程は終盤ルートである。以前は尾根末端までフル縦走したのだが西方面に折れる支尾根を巡ることにした。それは掘割が続き傾斜もかなりあり工程一番の愉快なエリア。行き着く先は夢のような桃源郷とも言える爛漫なヤマツツジの群生に迎えられる。美しき情景を仰ぎ幸福感に浸るよう皆感激したのだった。



















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4/5:【依頼物件・バネ下荷重との戦い:第2弾】の巻

2023/04/05(Wed)18:25



昨年10月に納車された弊隊同志N君の[Canyon Neuron AL 5]が稼働4ヶ月にて各部ウイークポイントが現れたので整備共々交換作業を依頼される。

【クランク&チェーンリング交換】
従来履いていた[Miranda Delta]クランクだが鉄チェーンリング共に788gもあり重すぎそこでShimano CS-M7100 32t(631g)に交換。回転負担も軽やかになる。



★クランク・チェーンリング
OLD:Miranda Pelta(788g)ーNEW:Shimano CS-M7100 32t(631g)= 157g 減量
クランク本体はスレ傷が必ずつくのでまたフィルムカバーを施す。

【ドライブトレイン円滑化整備】
DeoreRD自体は上位機種の機能構造を踏襲しておりただプーリー等のベアリングがないので、セラミックベアリング31Tに交換しまた衝突ヒットで傷つきやすい部分をフィルムカバーをする。






チェーンはCH-M6100(280g)ーNEW⭐︎CH-M7100(277g)に変えカセットスプロケット共に超音波洗浄機にて徹底脱脂洗浄。その後イノテック105添加にて3日乾燥させ仕上げる。よく乾くとベトつきは一切無くなりサラサラで手触りがよろしい。このコートがあとの円滑化を助長していく。






【フィルムカバー徹底作業】


山道探索において犯しがちな傷付けが数カ所見られ未施行部分に徹底フィルムカバーを実施。そして身に触れる部分ハンドル周りグリップはレザータイプを使用していて評判が良かった。なのでシフターレバーにもレザー貼りをしてみた。Deoreにはラバーがなくそこは頻繁にタッチする部分なので触感良くすると気分が上がるのである。






【ホイール交換作業】
以前オーナーが登坂立ち漕ぎ中に変速した機会があった。それ以降カセットが空転する事象が現れる。フリーボディーorラチェットの欠落か?と思ったがカセット・シャフトネジ共に緩みやすいようだった。先々遠征等で故障しては困るリスクも考えた。なので当方が保管していたFulcrum Red Powerホイールを廉価提供することにした。ハブベアリングも上質で加速反応がすこぶる良くなった。



★ホイールセット
OLD:Iridium 25/30=2480g
NEW:RED POWER=2190g
290g 減量

各部セッティング見直しと交換で車重=500g減量となった。やはり部品サイズの大きいホイールを軽量円滑化することで、変速性能も加速反応も格段にスムーズ化していくもの。¥25,000台でここまでグレード上がれば同志君のヤル気も充分に現れることだろう。あとは現車オーナーの軽量化を実行するだけ!



【Canyon Neuron5コンポーアップグレード】
スムージング&軽量化メニュー
1.
Shimano SLX ホローテック II クランク1x12スピード
FC-M7100-1 ¥13,451→¥9,000
2.
Shimano SLX チェーンリング 12s
SM-CRM75 32T ¥3,690→¥0
3.
Shimano XT ボトムブラケット
BB-MT801 ¥2,820→¥0
4.
Shimano 12S チェーン126L CN-M7100 ¥3,336→¥0
5.
VGEBY1 リアディレイラー・セラミックベアリング
プーリー&ジョッキーホイール×2 ¥1,589
6.
ギア&チェーン:スムージングコーティング
イノテック105コート→¥0
7.
フレーム+クランク+ディレーラー傷防止フィルム→¥0
8.
傷つきペダルのリペイント→¥0
9.
Fulcrum Red Power 27.5 HPホイール¥42,800→¥15,000
10.
luosh 6ボルト ブレーキローター、180mm×2 ¥1,940→¥0
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オール新品合計=¥69,626 のところ

1.+5.+9. =¥25,589
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4/1:【日常より解放される修験道】動画の巻

2023/04/01(Sat)00:52






昨2/23本年の武州探索第3弾に出向く。切り立った頂きより初盤から岩盤下りやヤブ抜け等トラップ試練が立ちはだかる。体力のあるうちは器械運動のごとく肩慣らし気分で進む。激下り洗礼などもやがて現れ「ここ降りるか?」と登山者方に呆れられる。しかし中盤からは狭い立ち木を潜るように進み走りがいを感じてきた。予想つかない道程は期待と緊張の繰り返しで日常より解放されたと実感する。













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3/25:【人柱企画・バネ下荷重との戦い編】の巻

2023/03/25(Sat)21:57



[タイヤ&チューブ軽量化]
従来履いていた[IRC TANKEN 27.5×26]タイヤだが、下り系走行ではグリップも乗り心地も優良であった。しかし重量が1020g(1本)もあり上り性能が良いとはならなかった。そこでややXC寄りのノブが浅めの[Maxxis Ardent Race 27.5×26]850g(1本)も以前買っていたのだが、チューブレス化でのエア抜けが酷かったので半年放置してしまう。そのためシーラントこびりつきがひどく洗剤落とし位ではキレイにならない。



なので救世主ディゾルビット エアゾールタイプを用い簡単にクリーンアップできた。値段も手頃で¥776でしかしない。(MacOff有名製品は¥1980と高価)



そしてついでに中身チューブも軽量化しようと企む。中華新鋭RIDE NOWのTPU素材製品は¥1,337で廉価。(実測重量70g)。以前使用したTPU既存チューボリートはタイヤ価格同然の¥4500と超高価であった。そのRIDE NOWはまだ新しい製品でROADユーザーのインプレは良く見られるがMTBでのレビューはまだ少数。衝撃に耐えられるのか?試してみようと上記タイヤと合わせセッテング。



IRC TANKEN 27.5×26(1020g)+ブチルチューブ(230g)×2本=2,500g
Ardent Race 27.5×26(850g)+RIDE NOWチューブ(70g)×2本=1,840g
2,500g-1,840g=660g軽量化

装着してみて軽い漕ぎ出しで加速応答がはすぐに体感できた。これはいわく高速維持ができることで耐久距離も伸ばせるということだと納得。乗り心地はタイヤノブが低いだけ障害反発もダイレクトだが中がブチルチューブでもそれは変わりない。以前チューボリートでのパンク時は高価なだけショックだったが、これから激下りシーンでも使用感を得ていきたい。


[リアディレイラー軽量化]

▲傷ボロの旧XTディレイラー

▲まだ機能は使えるのでリペイント


そしてまた追加のバネ下荷重軽減策として酷使して傷ボロになったXTディレイラー(238g)をXTRディレイラー(217g)に変えてみた。傷つき必須パーツにて今回新機にはフィルムガードを張り込む。ついでにプーリーをセラミックギヤに変えてみた。その円滑さに麗しく微笑むかぎり。



▲生のXTRディレイラー


▲セラミックベアリング・プーリー¥1,369


装着後に乗り込むにさすが最上位機種はシフティング応答性は抜群。特にロー側遷移は快適そのものである。バンパー装着したプーリーケージでも静音化したようだ。さらにサイレントドライブトレインはローギア時にディレイラーテンションが減少しチェーンが張り詰める事がない。


▲左:旧XTディレイラー  ▲右:フィルムガード対策済XTRディレイラー

上記トータルでたかが680g位だけ軽量化になっただけだがライドフィーリングはずいぶん変わった。走るシーンによって優劣は違うのだろうが、まるで違うマシンになったようである。以前よりタフさに欠けると思われるが機動性は向上している。課題はあるのだろうがこの人柱的テストを続行していこう。




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3/18:【なぜ地図に無い?ナイスなトレイル】動画の巻

2023/03/18(Sat)21:06






昨2/18名無し境界尾根に続き午後は西方に移動。昨年見つけた乗車率真性100%山域最速トレイルへ。残雪・枯葉積みあり各位スライディング地獄に。しかし駆け慣れてくると俄然張り切り降っていったのだった。第3走はまた違う尾根に向かい新規探索路へ。初盤登り返しを経るが新たに切り開いたであろう道筋を追う。それはコーナワークが殆どなくただ特攻状態で里に吐き出されるのであった。













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3/15:【低山なのにビッグマウンテン的】動画の巻

2023/03/15(Wed)20:58






昨2/18に第3弾探索で外秩父・名無し境界尾根に出向いた。ピークに向かう尾根への乗越しがまるで分からない導入だった。地図に無いのだから道標も無し。低木の枝越しを伝う難儀あり。拓けたピークからは吹きさらしの防火帯の様。進む左側は見下ろす断崖。勇み行くはワイルドなビッグマウンテン的なトレイル探訪であった。













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