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▲HOME MTB山紀行と私的散策記。

5/6:【北関東・県境尾根スーパースラローム】の巻

2019/05/06(Mon)23:05












5/4北関東・県境尾根巡りに6名集結。当日朝快晴に関わらず目論見の登山道導入林道が閉鎖され危うく諦めか?と思われたが、地図を睨みさらに北方延長部に尾根に乗り上げるべく峠まで迂回進行する。爽やかに乾いた気候の中穏やかな尾根縦走の始まりと思えた。が分岐間違いやパーツ破損・落下などメカトラにみまわれタイムロスしたり。思いのほか凹凸道があったり。次の峠に差し掛かる頂部にて昼食とする。皆頑張った褒美かヤマツツジが満開で祝福を受けたよう。大峠から先はしばらくはクロスカントリー気味が続き悠々と進むのだが、小ピークを幾つか超えるたび雷鳴が響きやがて降雨に打たれる。











通り雨だろうと気合を入れ行くがやがてそれは雹に代わり我らはクールダウンにさらされた。やがて本日最高峰にたどり着く頃に曇りに戻った。展望台からの眺望は素晴らしく雲海が眼下に広がっていた。ここからは急降下に差し掛かるが、思いのほか濡れ路面+ギャップにて先導当方が吹っ飛び顔着+ブレーキレバー破損。先の登り返しでは荒れた巻道より滑落で右腹を切株に打ち付ける。なので従来の右側担ぎが出来ず。普段しない左上げは谷寄りになり超スロー進行になる。











なかなかXCアドベンチャーな道程を経て残り1/3以降は巡行快適に進む。なんだか妙にほだされて行くのだ。やがて針葉樹林間に進入にしたがい超トラバースが延々に繋がり掘割に添い進む。それはボブスレー感覚なスーパースラロームに変わる。しかしその頃には体力消耗が進み各位浮遊感覚で行く感じ。なんじゃこれは褒美にしては長い。大気圏突入で消耗状態なのにもう勘弁してくらいガンガン下る。目論見どおりのゴールに着いたのは17:00を過ぎていた。長い尾根17km行程に7時間も居たのだ。新時代「令和」初の山修行は北関東最狂の尾根巡りであった。














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4/30:【西上州・グランドキャニオン眺望走破】の巻

2019/04/30(Tue)21:25














4/29西上州の突き詰めたエリアに我ら15年来の山同志4名が再集結できた。各位多忙な人生経験を経て落ち着きを見せ懐かしむものなり。当地のグランドキャニオン=岩稜を駆けたいと以前より願っていたが、もはやその登山道は閉ざされたと聞き愕然とした。ならばと東側1500m級ピークよりテクニカルなウェーブをサーフするように駆け下る。着地より見上げた岩稜キャニオンを今度は見下げるほどの高峰を目指し天空の展望台に辿り着く。













4年前に完成したせり出した舞台のような展望台からは誰しも感動するような眺望。沿道からそこへ辿り着く小道は地図にはない。視界には奥秩父名峰もともかく遠隔には八ヶ岳連峰まで見渡せる大パノラマ。皆をここに連れて来たかったので満悦したものだ。食事を摂り機嫌よく皆のやる気がチャージできた。ここまでの行程が遠方でのんびりし過ぎたので、午後は900m級である別の尾根峠に移動登坂する。午前ルートよりコンパクトなトレイルはエリア最速の掘割ルートだ。













午前で体がほぐれた各位は初走りでも悠然と我を追走する。昔のように賑やかにではなく、落ち着きを持って静かに駆けるのだ。愉快すぎて調子に乗り待ち撮りもサボって行くのだ。テンションが途切れないようノンストップでゴールしたい。体力消耗メーターを振り切るように麓を目指した。この日の走破距離は長くはないが眼下にエリア最強大眺望を仰ぎ良き同窓会がかなった。そして皆に出会えてよかったと思えたのだった。
















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4/21:【奥多摩・ごきげん尾根快走】の巻

2019/04/21(Sun)23:26









4/21奥多摩1100m級峰の気温は15度快晴で起伏ある尾根を3名で伝う。押し上げも担ぎもある前半道程だが、清々しい空気をしみじみといただき高揚してきた。ピーク付近では大伐採地帯にて天空を仰ぎ遅咲きの山桜群生に驚く。これまで桜花時期に来たことがなかったので感心しどうし。ハイカー方々の歓喜に触れ陽気になってきた。ピーク部で昼飯を済ませいよいよご馳走下りにかかる。







同行諸君は初バリエルートのダイブだが駆け出し以降はすこぶる乗車率は高い。狭小シングルトラックが続き転落ポイントも多く巻きのコーナー先が見えずフラついたり。しかしバランスとり勢いつけばスピードに乗れる。ついでにブレーキングの良いレッスンにもなる。終点は山梨への県境付近の集落。そこは八重桜満開で歓待を受けるよう。路面振動も散々受け体がほぐれ過ぎた。







14時以降さらに北西山系に移動し快適な古道をわけ進む。すると春盛りなのに落葉がまだ積まれ従来よりスピードダウン。葉音と狂喜が後ろから追ってくる。またも調子に乗り進みストップし待ち撮りができない。同行2名は勇者にてぐんぐん引っ張ってもめげない。各位ヒートアップを充分に味わう。山バカくん精鋭とは気兼ねなくノンストップで無事ゴールできたのだった。












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4/13:【武州北部・山桜の尾根にて】の巻

2019/04/13(Sat)22:08









4/13今月単発しか走れない同志を引き連れ、風邪ひき病み上がりで武州北部桜の里へ出向く。思いの外温暖だったので汗かき押し上げにて登頂する。上部までも山桜が群生していたので驚く。盛りを過ぎ花吹雪を浴び風流な気持ちになる。ここも7年ぶり位来ず忘れていたので妙に新鮮に映る。伐採展望地での景観は格別であった。走り出し前半は広葉樹の芽吹きを仰ぎ浮かれ気分で行く。









木漏れ日の中を進み明るい森は優美なり。調子に乗りすぎ狭いルートで木立にハンドルぶつけたり愉快になる。昔来た時はハンドル幅650mmだったからなぁ…。前半はうねうねとXC的ルートだったが、尾根上3番目のピークからはこれまでのご褒美的なDHになる。しかし降るたび昔の道程記憶とは違いなんだか植生も変わっていた。幾つもの分岐も当てずっぽでヤケクソに駆けることが愉快で林間から吐き出されたのだった。









思いのほかゴールが早かったので前から気になっていた麓の村はずれにある小学校廃校に立ち寄る。木造平屋の小さな校舎は綺麗に保存され、脇に廃校カフェまでできて観光施設のように解放されていた。校庭には桜大樹が咲き誇り優雅なノスタルジックさに感心したものだ。こんな山巡りの後の遠足気分もいいものだ。









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4/9:【4thアニバーサリー・カスタム】の巻

2019/04/09(Tue)20:14


▲4年前のノーマルAltitude30

▲ドーピングアイテム・中華セラミックBB=続々オーダー

弊お山活動に賛同頂く最古参級14年生Y.N氏はブランクも長く3年半前に活動復帰された。その頃では上級マシンのロッキーマウンテンAltitude30に買い替え登場してきた。かつては慌てん坊で名クラッシャーだったが、マシン進化の恩恵か難所アタックレベルが俄然向上してきた。山で乗りたい願望を貯めてきたのだなぁ、と思えた。が、しかし猛アタックの度にコンポを潰し、車体は傷つき3年経ったらノーマル状態はフレームだけになった。9年前モデルでも剛性・乗り心地は優れているので、破損代替コンポ類をY氏に託した。







それ以外の[駆動系円滑化/塗装レタッチ/ブルー基調リデザイン]を自分が引き受けた。他者からも頼まれた中華セラミックBBを主に回転部品をケミカルコートにてスムージングすれば、新車以上の軽快さを引き出せた。しかし白基調のフレームはソリッドカラー(白の単色)ではなかった。パールベースだったので手が掛かる調色をしなければならずレタッチの勉強になった。ブルーベースのカッティングシートは4年耐用製品でなかなか丈夫で刷新感は上々である。ボロで最新マシンでなくても大事にすれば相応のMTBファンライドは叶うはず。活動上コスパを高めるにはリビルトアップは有用であろう。







[Y.N氏愛車リビルトメニュー]
★フレーム・クランク・フォーク 傷塗装欠けレタッチ
★ギヤ・チェーン イノテックケミカルコート
★ハブベアリング分解洗浄・オイル注入(前後)
★リンク各部ベアリングオイル注入
★フレーム・クリーニング・グラスコート
[交換・追加品]
⭐︎セラミックBB⭐︎ハンドルグリップ(ブルー)⭐︎チェーンリング36t(ブルー) ⭐︎セラミックプーリー⭐︎フェンダー(ブルー)⭐︎ダウンチューブガード⭐︎チェーンガード⭐︎カッティングシート(ブルー)⭐︎ラッカー塗料(白・パール)⭐︎KMC9Sゴールドチェーン






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3/25:【初春・奥多摩障害物尾根縦走】の巻

2019/03/25(Mon)00:10












3/24奥多摩中程に山バカさん一行1ダース集結。1300m標高まで登頂すれば雪も凍結もなかった。明るい頭付近でランチ充填しては陽光を背に受け防火帯を勇み行くのである。ところが6年ぶりに来訪したのだが、チャレンジ降下にて倒木が大盛りで、痩せた巻道には根の露出が増え、新たな林道分断がありそれら変化に驚いた。分岐が多く過去の記憶がおぼそかになったせいで慌てたり、いつもなら隊列ローテーションして撮影被写体対象を変えていくことも忘れ行く先の記憶を追っていた。













行程中盤からはテクニカルなコーナーワークが無い分いつの間にかボーッとし心地良さにニヤケながら行く。快速エリアは程々に距離はあるが乗車率高い分経過時間は短く感じる。終盤は痩せ巻道の深いキャンバー崩落気味でズリ足で進行したり、沢伝いのガレを蹴散らしたり体力気力をすり減らす思いが続く。花粉症でダウン者もあらわれ、前回修験道より気が張り勇敢なはずの隊列が伸びていった。総距離も長く路面バリエーション多様で体験密度が高い縦走であった。














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3/17:【武州修験道にて鍛えられたり】の巻

2019/03/17(Sun)01:51











3/16またも不安定な気候にて見切り発進で武州修験道を目指す。この日集結の山バカ君達4名なら乗りこなすだろうと難解なアトラクション豊富な山系に出向いた。5年ぶり位で登頂するが尾根縦走路は針葉樹伐採がかなり進んでいた。昔散々来ていたのに行く手は明るくなるのはいいが、巻道などでは谷底丸見えでスリル満点。道程全体が昔の印象と違いまるで知らない山に来たようだった。









初盤登り返し後の根っこ地獄坂も掘れやえぐれが進んだ。寸分先が見えず皆は鞭打ち気味で上体が振られるが脱落者おらず全員クリアし「あぁつまらない」が痛快なり。行く先登り返しを経てまたアタックランの繰り返しで、この山並みは人生縮図なりと思いながら各位RPGゲームのアバターと化す。中盤の山寺境内で梅花を見下ろしつつ食事を摂った。ここの情景は懐かしさがにじむようである。









後半は林道突出より支尾根導入を探したが林道化し驚く。体力を振り絞るよう勢いでゴールまで駆けていき10km修験道を皆無事に走りきる。そしてオマケDHとし東対向尾根に登り取り付き駆け降りる。皆すでにエネルギーを消耗し放心気味で行くが、トリップ感覚にて分岐を間違えたり、挽回し集中ランに励み乗車率高い道程で締めくくれた。修験者5名はお山修行6時間を経て解脱するなり。













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