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11/27:バカーボン号【試行錯誤パーツ工作編】

2009/11/27(Fri)00:02


▲RD=X部分指入らず困難なり(90min)

前号【リビルドパーツ調達編】に至るコーティング全工程は完成まで一週間。フィルムコートに関しては自転車デコ達人はまだ世に見当たらず、建築内装・クルマデコ職人技術を見本にしていきます。出来るかな?を繰り返し一か八かでトライした次第。

【フィルム素材】⇒[Gold=3M Scotchcal Film]⇒[Carbon=3M DI-Noc Film]
【施行用具】定規/メジャー/カッター/ハサミ/ドライヤー/スキージ/プライマー
【工程概要】1.部品洗浄→2.プライマー処理→3.部品採寸→4.フィルム裁断→5.パターン作成→6.貼込み→7.余分カット→8.加熱圧着(※工程時間各部品下:min)


▲Crank=完全脱脂が肝心だが平板は楽チン(90min)

▲Seat post=カーブ内シワ取り至難/細部ターボライター圧着(60min)

▲Stem=接続部カーボン・パターン目合わせ苦慮/ボルトヘッドも金に(60min)

▲Brake Lever=湾曲部多し手に絡まぬよう速技が必須(90min)

▼今回新規購入はペダル+Fサスのみ。双方とも高品質の割に異常な廉価なり。

▲VP components VP-001=平板にGoldのみで簡単(40min)
CNC+シールドベアリング+超軽量364g=6,000円/BMX用に良品有。
⇒[Mtbr Reviews -VP components] ⇒[VP components Pedal Site]



▲SR Suntour EPICON=
継目無しで60×60cm1枚貼り。両手で別個に折ヅルを作るような緊張作業(180min)
展示用払下品を30000円で購入/Airサス・120mmトラベルでも軽量1600g
パワーユーザー評価ではREBAにせまる高性能をローコストで発揮とあり。当社Fサス製品は20ラインで全103種類もあり、マルゾッキやニコライV-BOXXもOEM製造する世界最大サスペンション・メーカーに発展。
⇒[Mtbr Reviews -Epicon] ⇒[SR Suntour Suspension]
以上2品購入で総予算36,000円也+他パーツ再生+フィルムはストック分活用。



この度くたびれパーツを蘇生させるべく試行錯誤し、貼り直しなど失敗も多々ありでしたが、大事に出来るものとは結局自身が多く手をかけた物とわかってきます。どうか世の工作好きなMTB族様も限られた資源と切な~い資金を大切に。


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No.263|▲○Report & PlanComment(6)Trackback()

Comment

オドロキモモノキ

2009/11/27(Fri)11:32

ご無沙汰してます。自分も前の記事よりまんまとリアルカーボン!なのかと騙されましたぁ。しかしかなり手をかけたようで熱き根性ですよね。再生マシン完成楽しみにします。

No.1|by ジタンダ|URLMailEdit

おーまい ごっと!

2009/11/27(Fri)14:11

繊細な作業!信じられません。
神の手をお持ちのようで。

出来る事なら 日常のMTBルーティン作業すら大雑把に済ませてしまう自分に
その器用さの一部でも分けていただきたいものです。

No.2|by ニコ|URLMailEdit

金色の部分までも…

2009/11/27(Fri)16:04

金はペイントかと思ってました…さすが。

作業工程を詳細に解説したら、フォロワー増えそうですね。
みんな言ってますけど、これで商売出来そうですよ。

No.3|by ジュンイチロウ|URLMailEdit

mtrmasa様

2009/11/27(Fri)23:47

こんばんは。

masa殿のMTBへの情熱はまさに天井知らずですね。
最初のRDの画像を見てカーボンパーツがあるのかと思ってしまう位に素晴らしい出来でした。

私はステムなんかのボルトを錆びない様にステンレスに交換する位ですよ(^^;

完成が楽しみですね。

No.4|by dai|URLMailEdit

NEXT!

2009/11/28(Sat)00:21

期待してしまいますね。

カーボン柄の全身剥き出しのボディアーマーとか。

順当にホイールとスポークですかね。

冗談抜きにして真面目な話しで、カーボン柄ディスクホイールなんてどうでしょう。
ロードと異なりエアロ効果は不要ですが、走っていて、枝がスポークに巻き込まれるのを防ぐことが出来ますから。

左右・上下に写真を置いてあるので、そっけないようですが、比較しやすくて見やすいですよ。

No.5|by 泉の湧き出る森を彷徨う吟遊詩人|URLMailEdit

失敗をする前提でやる気があればOK

2009/11/30(Mon)10:03

▲ジタンダさんへ:
継続閲覧のほど感謝。2年位前に走り屋クルマ改造族で流行ったDi-Nocフィルムは格別の質感ですよ。手間時間はかなり掛かりますが、失敗してもやり直しがきくので助かるわけです。

▲ニコさんへ:
コーティング作業は第一に車体保護目的です。オマケに飾れれば両得であります。ここパーツ完成に至るには錯誤の連続。全行程の3割は無駄な失敗作業ですよ。

▲ジュンイチロウさんへ:
金フィルムの方が薄く難しいです。しかしジャンボ機巨大イラストにも使われるほど耐久性は優れるようです。剥がすのはその分大変ですがね。お互いの生業は個性発揮が勝負でしょう。公私共のレッスンになりますよ。

▲daiさんへ:
趣味とモノづくり好きが合致しただけで、これもやってみなければ出来るかも分からなかった。dai氏も模型作りが好きなのだから何事もトライする気が大事ですぜ。

▲吟遊詩人さんへ:
毎度の応用ご提案ありがとさま。弊作業もはやり病なのでまた山ゲリラなり探索などに戻っていきます。飽きっぽいのでテーマを増やしただけですよ。遊び道具を増やしてもかたずけが大変ですがね。

No.6|by mtrmasa|URLMailEdit

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