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9/3:天に向けた花束【HEAVENS FLOWER】

2011/09/03(Sat)00:00



昨週末に住処界隈で開催された花火大会に出向いた。今年は大震災余波で大会中止も多くあったようだが、それら未使用花火を全て被災地に持ち運び復興激励大会をすればよいと思えたもの。「復興」で思い出すは小説家・森村誠一氏の少年期の話。空襲で丸焼けになった廃墟から誠一少年は満天の星を仰いでは励まされ、己の生命を認識し懸命に生きようと決心したという。
そのことを想い絢爛花火の下で我も感動することが今世に生かされる証と意識する。辛い事も嬉しい事も感じられるのは生きるがこそ。何事も感化されたことは行動への機会になる。この夏ももう終わり。映像テーマは【HEAVENS FLOWER:幻想と現実そして希望へ】天に向けた花束を記録しよう。










▲BGM=Astor Piazzolla:Oblivion[忘却]/フルスクリーンでご覧ください▲






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8/29:山梨原始林【DEEP FEEL】ムービー公開

2011/08/29(Mon)00:09








前回のふじてんDHに先立ち、早朝から近隣山系1600m標高に向かった。スタート地点は真夏ながら22度と壮快。カラマツ林から突入して行くが、このルートは通常トレイルとは違い岩石が多く転がりしばらくは障害物競走になる。そしてやがて掘割道に差し掛かる。それはWトラック幅で3mと深く掘れる。その壮大チューブライドは1km以上は続こうか皆はしゃぐよう流され進むのである。
そして中盤に差し掛かると苔むした広大なブナ樹林帯が現れる。その雄大さは独特の生命観を感じ大らかな心持ちに浸れるもの。昔はここらでゆったりと昼食休みし、全行程14kmを3時間かけて行ったものだ。しかし今回午後の部DHがあるので、慌て気味1.5倍速の2時間で駆け抜けたのであった。




















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8/24:ふじてん【FUJI10-JAM】ムービー放映

2011/08/24(Wed)00:02




8/16ふじてんゲレンデから仰ぐ空は快晴。今回は新鋭機の車体特性を活かすべく挙動を確かめていった。まずセンターに乗り続けることを意識するが、すると少しでも前後に出過ぎるとシーソーの真中から外れるように上下動の反動が負担になることがわかる。それさえキープすれば疲労軽減になる。サス調整もリフト上で5回位前後バランスを試行錯誤してみた。こういう乱雑シーンでこそ良いテストになるので、3時間たいした休みも取らずに乗り複雑地形を良く駆けた。マシン性能テストは皆自己満足で終了なり。
















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8/18:富士山麓ドタバタW-DHの巻

2011/08/18(Thu)01:32







8/16(火)快晴の富士山麓に元気野郎4名が集結なり。まず9:30amからは富士向かいの山系原生林DHランである。1000mを超える気温は20度とかなり涼しかったが、各位初ルートなので好奇心ともに意気込みアツし。今回は本格山系を駆け新車おろし性能テストをすべきモデルが2台。→windsurf氏のSpecialized Stump Jumper FSR Eliteと当方Rocky Mountain Altitude 70RSLである。みな性格の違うフルサスなので全機種乗り回しては乗り味の違いを確かめたのだ。







この廃道同様の旧登山道では岩崩れの箇所もかなりあり荒れている。総距離は14kmで傾斜はゆるくDH→XC→DHを繰り返す。なので前後サス性能テストには最適なハードポイントが多くあった。やがて後半おおらかな原生ブナ林・大きく横たわる苔むした根の偉容にふれる。これまで自分は何度もここを駆けたが、首都圏山系では見れないワイルドな情景は我々を癒し励ましてくれるようだった。

本来全ルートは3時間以上かけて悠々と巡ったものだが、今回は午後から富士山側ふじてんに移動するので、2時間で走りきることが目標になる。なのでのんびりもできず休憩も減らしハイペースで駆け歴走最速のタイムでゴールできたのだった。







さて午後の部はふじてんDHへ。富士宮側イエティもMTBルートを作る噂を聞いたが実現されてないようだ。今季のふじてんは新コースも増えたようで期待を持てるもの。ここの常連クマ君の案内で新ルート・ポイントなど教わりながら、何度もリフトに揺られ立て続けに駆けまくる。各道程距離は1kmくらいで短いながら工夫を凝らしたルート設定である。

乗り馴れたつもりで調子に乗りつつ自分が芝上滑りで薮に突っ込んだり。また岩石につまずきコースアウトする者有り。そして新ジャンプでのキッカーに突進し跳躍挑戦したり。と休む事も忘れたようにはしゃぎ駆けるのだった。全5ルートを巡るうち3時間位遊ぶには充分なアトラクション的コース作りだと思えた。







新車テストランにしては二山累計6時間以上25kmDH駆け巡り頑張り過ぎたが、Stump Jumper FSRとAltitude 70RSLともにパフォーマンス良好だと確信できた。あらためて機材の進化は我らのヤル気をサポートしてくれるものだと深く関心したのである。快適気候に恵まれ[雄大トレイル+壮快ゲレンデ]特盛セットは無事集結。始終ハイテンションに過ごせた。それは久しく筋肉痛のオマケまで頂戴するほど今期最もハードな一日だった。


→mtrwed【8/16:富士山麓W-DH 編】写真記録


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8/13:新Rocky Mountainインプレ&ムービー

2011/08/13(Sat)00:21



Rocky Mountain Altitude70 RSLを組付け完成後に初めてトレイルラン出来たのでそのインプレッションを書いてみた。

◆Rocky Mountain Altitude70 RSL Frame
独自工法でのFORM™ C12カーボンを採用したライン2番グレードが70RSLである。軽量でも剛性に劣るフルサスは走らないそうだが、このフレームは高弾性40トンカーボンを厚く重ねタフな剛性を感じるもの。わざと激しいスラローム走行をしても従来のカーボンらしいしなりが無い。

そしてスイングアーム周りのロジックはSMOOTHLINK™といい前世代ETSXパテントをベースに開発されている。同タイプ・リンケージのマエストロ(Giantパテント)やホルストリンク(Specializedパテント)と極似しているが、後部車軸上へのピボット配置で独自形式とし設計がされている。

リアサスRP23のプロペダル効果もあるだろうが、4バーンリンケージではもともと垂直な上下運動だけであるから、直押しスイングアームのようにBB支点で折れるような沈み込みがない。そしてテコの原理において長いホイールベース=(リアセンターが長い)であることでストローク感を遠ざけているのだ。



またシートチューブが立ち過ぎに見えたが、それは急な登りで前乗りすることなく、そして下りでは前荷重になることもない。前後の荷重に振られず常時センター位置に乗る感じで安定感がある。

沈み込み反動を推進力に換える構造のようであるが、これらの特性を踏まえ「走りが軽く感じる」というのは単に物理的質量のことではなく[上下方向への力の分散を抑える]ことで推進力へと作用すると理解できる。不思議なことにスタンディングで上体前後に揺らしても前進するのだ。そうしたペダリングロスを抑える高度な機構で、ヒルクライムもカバーできることだろう。マラソンライドをも範疇にするオールマウンテン性能を発揮することを期待できる。


パーツ類については初採用でお薦めできる製品を主にインプレッション。


◆Fox Racing Shox 32 FLOAT FIT RLC 15mmQR
他機種に装備して使い慣れた2007年モデルではエアサス特有の深く押さえるとスッコンと戻るストローク感があったものだが、この進化版FLOAT FITのアンチボビング+ダンピング性能はガレを気にせず行けるほど素晴らしい。それにはカシマコートがスムースで安定した動作感に導いているのだろう。リアサスRP23との動作バランスを掴み最適化するのは今後の課題である。タフなフレームにこの前後FLOATは相性が良くトータル性能を高めていけるだろう。

KOWA機種も10年以上前から既に濃色のカシマコートを採用し最高性能だと思っていた。なので無段階トラベル160SS AIRも候補だったが、ホイールと合わぬ20mmQRだったので断念したのだった。



◆Crank Brothers Wheels Cobalt XC Wheel
前後セット1540gと普及製品より500g以上軽量で、シンメトリーな後輪組で左右たわみの差もない。ハイテンション・スポークのためハンドリングは軽く、コーナーでの倒し込みもしやすい。しかしその高張力のせいでDiskローターが鳴る際は音がかん高くなるようだ。ハブのフリーについては48ノッチだが、工具レスで着脱容易でメンテには有利な仕様となっている。ベアリングは高精度製品で有名なシールドタイプのENDURO製で信頼できるもの。 

◆ONZA Canis26X2.25
523gx2=1046gとこれもかなり軽量。これを低圧で激しいスラロームを試してみたが、サイドウォールが薄くハイテンションホイールのリム間にズレが出てバルブがよれる現象が出た。ホイールがチューブレス兼用なので高圧気味のほうが安定するのだろう。ノブの高さ配列は高速仕様で固め路面ではすこぶる快適である。



◆E.THIRTEEN E13-HEIM 3gear GUIDE
従来の1or2速用デバイスではなくチェーンリング3速分をサポートする唯一のデバイスである。ベースは95gでシンプルながら精度高いアルミCNC切削だ。取付けもBB挟み込みで多機種に装着できるだろう。
チェーンに対するローラー当たりは取付位置調整で自在に変更可で、今回取付ではインナー&ミドルはフリーでアウターのみ僅かにテンションを与えた。通常走行では抵抗+使用感も意識しない。7,700円位と廉価でありアウターで踏み込みたいWトラックランなどには適切機能を備える。

◆Token TK877TBT Tiramic Bottom Bracket
既存機種で先に試したがShimano SLX BBに比較しToken Tiramic(セラミック+チタンコート工法)BBは3倍近い空転時間を誇る。これまでMTBにおいてBB軸精度は気にしなかったのだが、回転ロス減の分カセット2速分は軽快になり回転精度の良さを意識できた。
先進のENDURO/セラミックスピード/FSA等製品はまだ25,000円以上で高価過ぎる。このTK877TBT国内販売はまだロード用のみで12,000円位するが、今回得たMTB用はWiggleで6200円位で購入し、これなら費用対効果は上出来である。






◆TIOGA Asentia E Grip
従来エルゴノミックグリップは大きめ出っ張りが多くその不格好を敬遠していた。しかしこのスタイルは派手さを控えまとまる。通常品は時間が経ち疲労が出ると手首が下がってくるが、それでは握力低下になりアクティブ走では不利になる。実際使い慣らすと出っ張りが手の甲を受け止め安定感が得られるもの。



◆Crank Brothers Joplin 4 Seat Post with Remote
初めて使うリモート付き可変ポストは592gと重いが代償に見合うスムーズな動作感が得られる。ポストに直接作動レバー装着の機種に比べ、手元リモートでは高速時即対応で微調整が可能である。
登り下りを繰り返す走りでの利便性は多くのニーズともに発売メーカーが増えるのも納得できるものだ。リアサス調整など気にかけるフルサスこそ備える意味があるアイテムになるだろう。


RMB代理店サイトの2010完成車仕様をあらためて確認したが、高価に関わらずメーカー混在コンポはやはり関心できなかった。全納品まで時を要したが、自分志向で厳選し70RSL完成車の50%コストでカスタムUPできて目標達成を果たせたのである。◆2010RMB完成車=◇Altitude70 RSL◇Altitude90 RSL

この機種決定までは同志諸兄にRocky Mountainオーナーが7名いてくれたので、各ご愛車試乗で随分参考にさせて頂いた事を感謝したい。これまで単機種をクローズアップする撮影は無かったが、完成記念としてプロモ的映像を作成してみた。機種スタイルを明確に捉えられなかったが、どうぞ軽快感だけでもご欄頂きたし。









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8/7:【週刊マウンテンバイク3号】新モデル完成編

2011/08/07(Sun)00:54



Rocky Mountain Altitude70 RSLを発注し、梅雨明けにも間に合わず納品待ちではや2ヶ月でようやく形になった。自分へのご褒美と思いコツコツ仕上げ出来上がると、これまで得ない白の膨張色なので妙に存在感があるようだな。それもそのはずSサイズなのにJamis Xam-Mサイズよりもホイールベースが長いのである。だからタイトなトラバース抜け修練が必要なり。





そしてこのフレームはけして軽量狙い傾向でなく質量があり高剛性なのだが、しかしホイール+タイヤの軽量さに助けられ総重量12.5kgに抑えられた。現状から可変シートポスト+ペダル+チェーンデバイスを廃し交換なれば11kg台に仕上がるかもしれない。しかしそれでは既存XC軽量NRS1の役目が無くなってしまうか。





またフレームワークから時間ともに余計に手が掛かった分、思い入れ深く写真も多く撮った。まだ乗りこなしてはいないがサス・コンポバランスも申し分ない。軽量ながら大抵のギャップにギクシャクせずスムーズに体勢を戻す。
フルサスモデルはこれで4台目だがその技術革新はサス進化共々充分に実感できる。幾度かの舗装路昇りも上々でこれでこそオールマウンテンらしく使えると思えた。またさらに駆使するトレイル実地ランにてインプレを書いてみたい。

▼スライドPhoto:キャンパー編


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◆SPECIFICATIONS
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FRAME : RMB FORM Carbon C12 Monocoque
SIZES : 16.5int S
FORK : Fox Racing Shox 32 FLOAT FIT RLC 15mmQR
REAR SHOCK : FOX Float RP23 Custom Valved 140mm
HEADSET : FSA Orbit CS
STEM : DIXNA Ridiline
HANDLEBARS : Race Face SixC 3/4 Riser 31.8mm
GRIPS : TIOGA Asentia E Grip
BRAKES : Shimano-SLX BR-M666-PF
BRAKES LEVERS : Shimano-SLX BL-M666
SHIFTERS : Shimano-SLX SL-M660
FRONT DERAILLEUR : Shimano-XT Direct Mount
REAR DERAILLEUR : Shimano-XT RD-M772
CRANK & RINGS : Shimano-LX FC-M582
BOTTOM BRACKET : Token TK877TBT Tiramic
PEDALS : Deity Decoy 2.0 PEDAL
WHEEL : Crank Brothers Cobalt XC Wheelset
CASSETTE : Shimano-XT CS-M770
CHAIN : KMC X9-L Gold 9 Speed Chain
TIRES : ONZA Canis26X2.25
SEATPOST : Crank Brothers Joplin4 & Remote
SADDLE : GARNEAU-COMP Saddle
CHAIN DEVICE : E.THIRTEEN E13 HEIM 3gearGUIDE
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▼スライドPhoto:ストリート編




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8/2:【週刊マウンテンバイク2号】フレームワーク編

2011/08/02(Tue)17:23

前回まではフレーム到着に先立ち分納状態でのパーツ工作を繰り広げたのである。昨6月から軽量オールマウンテン・フルサス機種情報を求め下記3モデルに候補を絞っていた。コストともパフォーマンスを各機種別に検証していた。


▲Santacruz Nomad Carbon(Steve Peat Model)

まずSantacruz Nomad Carbonだがノマドならではの下り性能+フルカーボン効果は絶大なはず。しかし同社ミドルクラス以上はどれもマルチリンクを使わないVPP形式である。仮想ピボットを駆使した高度な仕組みとリアサス性能が顕著に向上した融合構造なのだという。さすがMTB専門メーカーとして開発力が優れオールマウンテン以上は全てがカーボン化を達成した。フレーム価格336,000円(A&F)もするのが驚愕で超予算オーバーである。



▲Yeti SB66

一見これもスイングアームがシングルピボットのようだが、メインピボットのみで稼働するデュアルリンクで構成され第2リンクの役割を果たしている。 主軸が前後三角の接点としてしっかりと働くというが、稼働フィーリングは動画で推察するにGT i-Driveのような動きをしているのではと感じた。



他機種のASR7や575モデルはスイングアームがか細く頼りない感じがしていたがSB66のしっかり感はこのモデルの評価を上げていると思う。しかし本機はアルミモデルで3.17kgもあり、フレーム価格250,950円(Funfancy)だ。これも他モデルのように派生カーボンモデルが待たれるところだ。



▲Rocky Mountain Altitude 90 RSL

上記の様にフルサス選択するかぎり[スイングアーム+リンクピボット構成+稼働スムーズさ]は慎重検討すべき要点だ。しかし昨今ハイエンドモデルがショップに並ばず実際に股がることも出来ない。運良くたまたま今春トレイル同行できた【DHライダーNOGA氏 Altitude 50号】に試乗させてもらい、軽量さに関わらず剛性が高く感心し後の機種決定に至るキーポイントになった。
そして今年知り合った同志方の相次ぐ軽量オールマウンテン・フルサス導入の刺激を受けていた。【windsurfcafe氏 Stump Jumper FSR Elite号】【icofit氏 Lapierre Spicy号】は少数派でも個性が際立つ物だった。

現アルミ・フリーライドJamis Xamは14kgと重くはないが担ぎづらく、3時間以上の押し担ぎはつらいものがあった。Altitudeは4バーンリンケージ・ホルストリンクなので担ぎ登りにも前三角へ肩を入れられるのが特筆物である。そして同シリーズのカーボン機種はどれだけのパフォーマンスを見せるのか大いに気にかかるものであった。そしてAltitude90 RSLのプロモ映像を見るなりそのライドシーンにビビビッと決定的電気が走った。



しかし2011ラインには日本向けカーボンモデルがない。2010型を確認すると完成車で90RSL 1280,000円/70RSL 804,000円(A&F)もした。しかし高価な割にはShimano/Sram/Race Faceなどミックスコンポで組合せが気に喰わなかった。
そして北米通販のフレーム買いでも90RSLは260,000円以上もするので、カナダのDHbikeというショップで廉価な70RSLを見つけ所持コンポ類+納得パーツとで完成車の半額以下で組もうとたくらむ。

Rocky Mountainモデルは業者間取り決めでカナダから直接個人輸入できない。Foxなどもそうだが並行輸入品もワランティ等の保証が受けられない覚悟がいる。発注からDHbike→US知人経由で転送してもらい3週間も待たされた。


▲Rocky Mountain Altitude 70 RSLノーマル版

自分がカーボンフレームにこだわったのは、8年前から所持するGiant NRS1カーボンからどのくらい素材革新が進んだか知りたいため。この時代ではまだ中弾性の30tカーボンくらいしかなかった。カーボンシートカットや巻き方で変わって行くとはいえ、今や高弾性40t~超高弾性50tまである。そして[形状設計の自由度・比剛性・振動吸収性]いずれも高い特性進化されているそうだ。

以前にも書いた事があるが炭素繊維開発は日本発技術で素材シェア70%強と非常に高い。カーレースや航空機には必ずこれらのテク・マテリアルが用いられている。民生向けの自家用車やオートバイには到底高価過ぎてまだ使われないが、スポーツサイクルにはいち早く利用されている。

ホルストリンクもカーボンチューブから成るジオメトリー全体の仕組がF1独立懸架構造体から成立している。今ではアルミ車の倍も掛からずにそれら先端技術を利用できるのである。あらゆる面で優位性を誇るのだから、我らが自由に体を動かせるうちにその恩恵を得ない手はないのである。





そして入荷され次第またもくもくとカラーリング・グラフィック創作に掛かる。90SRLのようなファイバーむき出しディティールは所持NRS1号で見慣れるので、どうだカーボン!という押し出しの無いホワイト地は新鮮に思う。やはり進化した高弾性カーボンなので昔の様に打てばカンカンと鳴るような乾いた質感でなくズッシリとしている。

しかしこのフレームは複雑なカーブフォーム成形なので工作が困りもの。そこで今春に求めたワークスタンドではフレームを逆さに真横にマウントでき、かなり表層加工の作業効率は高かったと思う。床置き作業だとゴミ埃をよび大変だったと思う。





そうしてデザイン自由度が豊かである替わりに難解な採寸を経てカラーシートを張込み作業にも手が掛かった。その湾曲過ぎるフォームにこれまでで最も困難だったがやり直しを繰り返し5時間でようやく仕上がった。行程写真が撮り不足になったが作法は2年前のXCカーボンモデルに準じているので斯様にご欄頂きたい。
【フレームコーティング脱皮成果】【バカーボン号試行錯誤パーツ工作編】
【NRS1リビルド・フレームワーク完成】


▲チェーンステイガードもサイズフィットでオリジナル作成。

これらのフィルムコートで4年位は表層ガード出来るのである。また苦行を経てこの世に1台のグラフィックカスタムは無事終了。各部チェックにて組上げ準備をしていこう。


▲Rocky Mountain Altitude 70 RSL改造版



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